使い方

Level Hub は、当社製デジタル水準器と Bluetooth で接続し、測定値の表示と操作を行う専用アプリです。測定器本体に表示画面はなく、値の確認と操作にはこのアプリを使います。アプリを入れてから測定するまでを、実際の画面と、画面に出るメッセージの意味とあわせて説明します。

アプリを手に入れる本体の電源接続校正測定

01はじめる前に

1-1機能概要

Level Hub は、当社製デジタル水準器測定器の専用アプリです。測定器は設置面の傾きを測り、その値を Bluetooth でアプリへ送ります。測定器本体には表示画面がありません。測定値の確認と操作は、すべてこのアプリで行います。

機能内容
接続管理周辺の測定器を自動検出し、複数台を同時に接続して一覧で管理します。測定器ごとに表示名を付けられ、自動接続のオン/オフも切り替えられます(→ 05 接続する
測定値表示1 軸・2 軸の測定値を、複数台まとめて一つの画面で確認します。カード表示/リスト表示の切り替え、表示単位・桁数の調整に対応します(→ 07 測定する
目標値・許容値の設定軸ごとに目標値と許容値を設定し、目標との誤差と、測定値が許容範囲に収まっているかを画面上で確認します(→ 7-4
オルタネートゼロ(ALT0)水平ではなく、任意の位置を基準(ゼロ点)にして、そこからの差で測定するモードです(→ 7-5
校正測定器をまとめて選んでユーザー校正を実行します。ガイド付きの流れで進められ、校正状態はデバイスごとに管理されます(→ 06 校正する
表示・動作の設定テーマ、既定の表示単位・表示形式、バージョン・ライセンス情報を確認・変更できます(→ 08 アプリの設定
工場校正データの自動取得接続時に、測定器の工場校正データを当社サーバーから自動で取得します。取得に失敗した場合はアプリ内で再取得できます(→ 5-13

測定の軸数・測定範囲・分解能・精度は測定器の型式で決まります(例:LVL-H01 は 2 軸・各軸 ±0〜2°)。お使いの測定器のユーザーマニュアルを参照してください。測定値をログとして記録・蓄積する機能は、現在のバージョンにはありません。

1-2利用の前提

  • 測定器本体が必要です。本体側の準備(絶縁シートを抜く・電池)は本体のユーザーマニュアルを参照してください
  • 測定器ごとに、初回の接続時だけインターネット接続が必要です(工場校正データの取得)
  • 測定精度は、工場校正データを取得し、ユーザー校正を行った状態で保証されます。測定精度の保証は、校正から 1 時間以内です
  • アカウントの作成や個人情報の入力はありません。アプリが使う権限は Bluetooth だけで、位置情報は使いません

1-3対応環境

環境対応バージョン入手先
iOSiOS 15.0 以降App Store
iPadOSiPadOS 15.0 以降App Store
macOSmacOS 11.0 以降Mac App Store
AndroidAndroid 7.0 以降Google Play
WindowsWindows 11 以降Microsoft Store
Windows

PC 側の Bluetooth が Bluetooth 5.3 以上である必要があります。内蔵の Bluetooth が古い場合は、Bluetooth 5.3 以上の USB ドングルで代替できることがあります。

PC・タブレット・スマートフォンに対応します。画面の広さで見え方は変わりますが(スマートフォンではメニューが画面下、タブレットと PC では画面左)、機能に違いはありません。

1-4同時接続台数

環境同時接続台数
iOS8 台
iPadOS8 台
macOS8 台
Android8 台
Windows8 台
Android

※ 一部の端末では最大 4 台になります。該当するかどうかは、実際に接続してみるまで分かりません。この端末では「接続デバイス」の見出しに「(2/4)」のように接続中の台数と上限が出ます(5-9)。

実際に接続できる台数は、通信環境(周囲の電波状態)と端末の性能で前後します。Bluetooth や Wi-Fi の機器が多い場所では、上限まで接続できないことがあります。

同じ端末でイヤホンや時計など他の Bluetooth 機器を利用していると、同時に接続できる台数に影響する場合があります。多くの台数を同時に使うときは、他の機器の接続を切ってください。

02アプリを手に入れる

2-1ストアからインストールする

環境入手先
iOS / iPadOSApp Store
macOSMac App Store
AndroidGoogle Play
WindowsMicrosoft Store準備中

2-2はじめて起動する

アプリを起動すると、ロゴが数秒間表示されたあと、接続ハブ画面が開きます。はじめての起動では、その途中で Bluetooth の許可を求められます。出方は環境で違います。図は簡略化したイメージで、実際の表示は OS のバージョンで異なります。

iOS / iPadOS

接続ハブ画面が開くときに、OS から「"Level Hub" が Bluetooth の使用を求めています」と確認が出ます。許可を選びます(図 2-1)。一度許可すれば次回からは出ません。

iOS の Bluetooth 使用の確認(簡略図)
図 2-1Bluetooth の使用の確認(iOS / iPadOS・簡略図)
macOS

接続ハブ画面が開くときに、OS から Bluetooth の使用を許可するか確認が出ます。許可を選びます(図 2-2)。一度許可すれば次回からは出ません。

macOS の Bluetooth 使用の確認(簡略図)
図 2-2Bluetooth の使用の確認(macOS・簡略図)
Android

起動した直後、画面が出る前に、OS から「付近のデバイス」の権限を求める確認が出ます。許可を選びます(図 2-3)。位置情報の権限は求めません。

Android の付近のデバイスの権限の確認(簡略図)
図 2-3「付近のデバイス」の権限の確認(Android・簡略図)
Windows

権限の確認はありません。Windows の設定で Bluetooth がオンになっていれば、そのまま使えます(オンにする場所は 2-3)。

補足

ここで「許可しない」を選ぶと、測定器の検索・接続ができません(接続ハブ画面の上部にバナーが出ます)。許可し直す手順は 2-4 誤って「許可しない」を選んだとき にあります。

2-3Bluetooth をオンにする

端末の Bluetooth がオフのときは、接続ハブ画面の上部にバナーが出ます(図 2-4)。バナーは 3 種類あり、それぞれ意味が違います。

Bluetooth が OFF です。ON にするとスキャンを再開します。接続ハブ画面の上部

意味端末の Bluetooth がオフ。

することOS の設定(コントロールセンター・クイック設定・設定アプリ)で Bluetooth をオンにする。オンにすると自動でスキャンが再開し、アプリ側の操作は不要。

Bluetooth の利用が許可されていません。設定から権限を許可してください。接続ハブ画面の上部

意味アプリに Bluetooth の権限がない。

すること2-4 誤って「許可しない」を選んだとき の手順で許可し直す。バナーに設定を開くボタンはない。

この端末は Bluetooth に対応していません。接続ハブ画面の上部

意味端末に Bluetooth Low Energy がない。

すること対応する端末で使う。

Bluetooth がオフのときの接続ハブ画面(スマートフォン)Bluetooth がオフのときの接続ハブ画面
画像は準備中です
図 2-4Bluetooth がオフのときの接続ハブ

端末の Bluetooth をオン/オフする場所は次のとおりです。OS のバージョンにより、名称や場所が異なる場合があります。

環境Bluetooth のオン/オフ
iOS / iPadOSコントロールセンター(画面右上から下へスワイプ)の Bluetooth ボタン。または「設定」→「Bluetooth」
macOSメニューバーのコントロールセンター → Bluetooth。または「システム設定」→「Bluetooth」
Androidクイック設定(画面上から下へスワイプ)の Bluetooth ボタン。または「設定」→「Bluetooth」(機種により「接続」「接続済みのデバイス」の中)
Windowsクイック設定(タスクバー右のネットワーク・音量アイコン)の Bluetooth ボタン。または「設定」→「Bluetooth とデバイス」

2-4誤って「許可しない」を選んだとき

ここでの許可とは、Level Hub というアプリに Bluetooth の使用を認める、OS の権限設定のことです(2-2 で出た確認と同じもの)。誤って「許可しない」を選んでしまうと、端末の Bluetooth がオンでも、アプリからは測定器の検索・接続ができません。このとき接続ハブには「Bluetooth の利用が許可されていません」のバナーが出ます(2-3)。

確認はもう一度は表示されないため、OS の設定から許可し直します。OS のバージョンにより、名称や場所が異なる場合があります。

環境設定の場所
iOS / iPadOS「設定」→「Level Hub」→「Bluetooth」をオン
macOS「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「Bluetooth」で Level Hub をオン
Android「設定」→「アプリ」→「Level Hub」→「権限」→「付近のデバイス」を許可
Windowsアプリごとの許可はありません。「設定」→「Bluetooth とデバイス」で Bluetooth がオンになっていれば使えます

03本体の操作

本体の操作は電源ボタン 1 つで、押す長さで動作が変わります。各部の名称は図 3-1 のとおりです。安全上の注意や仕様は、製品に同梱のユーザーマニュアルを参照してください。

本体の上面。右上に LED と電源ボタンがある
  1. 1電源ボタン — 電源のオン/オフ、接続待ち、工場リセット(3-13-3
  2. 2LED — 動作状態を点灯・点滅で知らせます(3-5
図 3-1本体上面と各部の名称

3-1電源を入れる(接続待ちにする)

  1. 電源ボタンを短く押します。電源が入り、起動中は約 2 秒間 LED が点灯します。消灯したら操作できます。

  2. もう一度短く押します。接続待ち(ペアリング待機)になり、LED が点灯します(60 秒)。

  • 接続待ちは 60 秒で終わります。その間に接続が完了すると LED が消えます
  • 接続しないまま 60 秒が過ぎて LED が消えたときは、もう一度短く押すと接続待ちに戻ります
  • 接続が切れたときは、自動で接続待ちに戻ります(LED 点灯)

ここまでの LED の動きは図 3-2 のとおりです。

電源を入れて接続待ちにするときのタイミングチャート
図 3-2電源を入れて、接続待ちにするときの LED

3-2電源を切る

  1. 電源ボタンを押し続けます。4 秒経つと LED がゆっくり点滅(約 1 秒周期)を始めます。これが「このまま離せば電源が切れる」の合図です。

  2. ゆっくり点滅を確認して、指を離します。LED の点滅が速くなり、約 4 秒後に消灯して電源が切れます。

点滅が始まる前に離せば、電源は切れません。LED の動きは図 3-3 のとおりです。

電源を切るときのタイミングチャート
図 3-3電源を切るときの LED

次の場合は、操作しなくても自動で電源が切れます。いずれも、電源ボタンを短く押せば入れ直せます。

条件時間備考
接続されないまま放置したとき約 5 分電源を入れてから、またはアプリとの接続が切れてから。接続待ち(LED 点灯)が終わったあとも、5 分までは本体は動いています
ユーザー校正を行ったあと1 時間続けて使うときは電源を入れ直し、もう一度校正します(06 校正する

3-3接続の記録を消す(工場リセット)

本体に保存されたペアリングの記録を消す操作です。使う場面は環境で異なります。

iOS / iPadOS / macOS / Windows

端末と本体のペアリングの記録が食い違って、接続の失敗を繰り返すときの最後の手段です。先に試すことは 5-15 接続に失敗したときにまとめています。

Android

Android は接続のたびにペアリングをやり直すため、この操作を使う場面は基本的にありません。

  1. 電源ボタンを押し続けます。4 秒でゆっくり点滅、10 秒で速い点滅に変わります。

  2. 速い点滅を確認して、指を離します。記録が消され、長い点灯(約 1.5 秒)で確定を知らせたあと、点滅して電源が切れます(図 3-4)。

接続の記録を消す(工場リセット)ときのタイミングチャート
図 3-4接続の記録を消す(工場リセット)ときの LED
注意

工場リセットをすると、本体側のペアリングの記録が消えます。ペアリングしていた端末側にも記録が残っているので、端末の Bluetooth 設定から本製品の登録を削除してから、初回と同じ手順で接続し直してください(削除の場所は 05 接続する)。

3-4電池を交換する

電池残量が少なくなると、アプリのデバイス表示に電池のアイコン(橙)が出ます。電池は CR2032 です。

  1. 本体の電源を切ります3-2)。

  2. 電池カバーを開けます。

  3. 古い電池を取り出し、新しい CR2032 を + の面(型番などが刻印された面)を上にして入れます。電池ホルダーにも + の刻印があるので、入れたあと上から見えているか確認します(図 3-5)。

  4. 電池カバーを閉じます。

  5. 電源ボタンを短く押して電源を入れます。

電池の向き。電池ホルダーの + の刻印と、CR2032 の刻印面が上を向いている
図 3-5電池の向き
注意

電池は指定の CR2032 以外を使用しないでください。電池は乳幼児の手の届かない場所に保管し、誤飲した場合はただちに医師に相談してください。

3-5LED 表示の早見表

本体の LED 表示の全体を、1 枚のタイミングチャートにまとめたものです(図 3-6)。横軸は時間の経過で、段ごとに尺度は異なります。電池残量は LED には表れず、アプリで確認します(3-4)。

LED 表示の早見表。起動中、接続待ち、接続済み、電源を切る操作、工場リセットの 5 段のタイミングチャート
図 3-6LED 表示の早見表

04画面の構成と切り替え

4-14 つの画面

アプリには次の 4 つの画面があります。起動するとロゴが表示され、続いて接続ハブが開きます。番号は下の図(4-2)の番号と対応します。

  1. 1接続ハブ(タブ・メニューでは「接続」):測定器を探して接続する画面(05 接続する
  2. 2測定ダッシュボード(「測定」):接続した測定器の測定値を見る画面(07 測定する
  3. 3校正ダッシュボード(「校正」):測定器のユーザー校正を行う画面(06 校正する
  4. 4設定:テーマや表示単位の初期値など、アプリ共通の設定を変更する画面(08 アプリの設定

4-2画面を切り替える

スマートフォンでは画面下のタブ、タブレットと PC では画面左端のメニューで切り替えます。図中の番号は、4-1 の 4 つの画面に対応します。

タブレット・PC の画面。左端のメニューで画面を切り替える
1 2 3 4 接続ハブ 測定ダッシュボード 校正ダッシュボード 設定
画像は準備中です
図 4-1画面の切り替え

4-3モバイル表示とデスクトップ表示

モバイル表示デスクトップ表示では、画面の見た目や操作の並びが大きく変わります。手元のアプリと図が違って見えるときは、図の上のタブで、お使いの画面に合った表示に切り替えてください。

4-4アイコンと警告の意味

アプリに出るアイコンの一覧です。詳しい説明はリンク先の節にあります。

状態を表すもの

アイコン表示(デスクトップのみ)意味
接続済み接続しています
未登録登録していない測定器です(5-5
未接続接続していません
接続が途切れています
接続中.../再接続中...接続・再接続の処理中です
エラー接続に失敗しています(5-15
自動接続がオン/オフです
工場校正データ未取得/工場校正データ取得エラー工場校正データを取得できていません
工場校正データ未登録工場校正データがサーバーに登録されていません
電池残量が減っています(3-4
ユーザー校正を推奨/ユーザー校正済みユーザー校正がまだ/済んでいます
スキャン中/Bluetooth が使えません(2-3
目標値からのずれの向き(7-4

押して操作するもの(デスクトップ表示ではアイコンだけになることがあります)

アイコンボタン名意味
接続接続します(5-2
切断切断します(5-4
再試行もう一度接続します(5-15
対処方法確認することを示すダイアログが開きます(5-15
閉じる失敗した測定器を一覧から外します(5-15
登録管理デバイスにします(5-5
編集「デバイスを編集」が開きます(5-6
LED 識別が点灯中/消灯中です。押すと切り替わります
カラーラベルを選びます
目標値設定目標値の設定が開きます(7-4
表示単位設定表示単位が開きます(7-3
メニューが開きます

モバイル表示ではアイコンだけになります。接続に失敗したときの理由は、モバイル表示でも名前の下に出ます。

05接続する

接続・切断は、すべて接続ハブ画面で行います。測定と校正の画面では、接続済みの測定器を使うだけで、接続・切断はできません。画面に出るアイコンや警告の意味は4-4 アイコンと警告の意味にまとめてあります。

5-1接続ハブ画面を開く

接続ハブ画面(4-1)を開くと、自動で周辺の測定器を探し始めます。手動でスキャンを始める操作はありません。初めて開いたときは、下の図のようにまだ何もありません。

接続ハブ画面(初回・スマートフォン)接続ハブ画面(初回)
画像は準備中です
図 5-1初めて開いた接続ハブ

電源を入れて接続待ちにした測定器(3-1)が見つかると、画面は次のように変わります。名前は自動で「未登録デバイス001」のように付き、電波強度が並びます。

未登録デバイス一覧 接続デバイス一覧 管理デバイス一覧
未登録デバイス一覧 接続デバイス一覧 管理デバイス一覧
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図 5-2測定器が見つかった接続ハブ

測定器が 1 台でも見つかると、画面は 3 つに分かれます。画面の見出しは 未登録デバイス接続デバイス管理デバイス で、このページではそれぞれ未登録デバイス一覧接続デバイス一覧管理デバイス一覧と呼びます。

  • 未登録デバイス一覧:見つかった測定器が並びます。接続はここから始めます(5-2
  • 接続デバイス一覧:接続した測定器が移ります。接続に失敗した測定器もここに出ます(5-15
  • 管理デバイス一覧:登録した測定器が並びます。接続していない間も残ります(5-5

まだ接続も登録もしていないので、下の 2 つは空です。空のときは、そこに何が並ぶかが画面に書かれています。

5-2初めて接続する

  1. 本体を接続待ちにします。電源を入れて LED が消えたら、もう一度短く押します。接続待ちの間は LED が点灯します(60 秒。3-1)。

  2. 未登録デバイス一覧で、接続したい測定器の 接続 ボタンを押します。

    画像は準備中です
    図 5-3未登録デバイス一覧の測定器
  3. OS の確認が出たら応じます。初回の接続では、途中で OS からペアリング(この端末との接続の許可)の確認が出ます。図は簡略化したイメージで、実際の表示は OS のバージョンで異なります。

    iOS / iPadOS / macOS / Windows

    確認が出るのは測定器ごとに初回の 1 回だけで、2 回目以降の接続では出ません。

    iOS / iPadOS

    ペアリング を押します。

    iOS のペアリングの確認(簡略図)
    図 5-4ペアリングの確認(iOS / iPadOS・簡略図)
    macOS

    接続 を押します。

    macOS のペアリングの確認(簡略図)
    図 5-5ペアリングの確認(macOS・簡略図)
    Windows

    通知を開いて 接続 を選びます。応じるのが遅れると失敗します。初回は自動の接続し直しが入り、接続に 10〜20 秒かかることがあります。

    Windows のデバイス追加の通知(簡略図)
    図 5-6デバイス追加の通知(Windows・簡略図)
    Android

    ペア設定する を押します。Android は接続のたびにペアリングし直すため、確認は毎回出る端末と出ない端末があります。

    Android のペア設定の確認(簡略図)
    図 5-7ペア設定の確認(Android・簡略図)
  4. 接続が完了すると、本体の LED が消え、その測定器が接続デバイス一覧に移ります。続けて、工場で調整した基準データ(工場校正データ)を自動で取得します(数秒。インターネット接続が要ります。5-13)。

    画像は準備中です
    図 5-8接続デバイス一覧に移った測定器
複数台を接続するとき

まとめて同時には接続できません。アプリは 1 台ずつ順に接続するので、測定器ごとに 接続 ボタンを押し、順番に待ちます(5-9 複数台を接続するときの注意)。

接続にかかる時間

1 台あたり最長で約 30 秒(Windows は 60 秒)です。時間内に完了しないと「接続タイムアウト」になり、再試行できます。本体の接続待ちは 60 秒で解除されるので、時間が過ぎていたら、電源ボタンを短く押して接続待ちにしてから再試行してください。

5-32 回目以降の接続

2 回目以降も、本体を接続待ちにして 接続 ボタンを押します(5-2)。

iOS / iPadOS / macOS / Windows

ペアリングの確認は出ません。

Android

毎回ペアリングし直すため、確認が出る端末では毎回出ます。

同じ測定器を繰り返し使うときは、登録して自動接続をオンにしておくと、接続ハブ画面を開いた状態で本体を接続待ちにするだけで、アプリが自動で接続します。

5-4切断する

切断方法は 2 つあります。

  • 一覧から切断する:接続デバイス一覧で、対象の測定器の 切断 ボタンを押します(スマートフォンでは切断
  • アプリを終了する:終了すると、接続していたすべての測定器が切断されます
画像は準備中です
図 5-9切断の操作

切断した本体は再び接続待ち(LED 点灯、60 秒)になります。そのまま接続されなければ、約 5 分で自動で電源が切れます(3-2)。

5-5登録して名前を付ける

接続した未登録デバイスを登録すると管理デバイスになります。管理デバイスは、名前を付けられ、自動接続のオン/オフを切り替えられます(5-8)。工場校正データはアプリが記憶するので、次回からインターネットのない場所でも使えます(5-12)。

  1. 接続デバイス一覧で、登録したい測定器の 登録 ボタンを押します。スマートフォンでは登録 の順に押します。

    画像は準備中です
    図 5-10登録の操作
  2. 「デバイスを登録」で名前を入れます。デバイス名は最大 25 文字です(例:「LVL-001」)。測定器のモデル番号とシリアル番号を確認できます。自動接続の切り替えも可能です(5-8)。

  3. 登録 を押します。

デバイスを登録ダイアログ(スマートフォン)デバイスを登録ダイアログ
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図 5-11「デバイスを登録」

5-6デバイス名を変更したいとき

デバイス名は、登録後も「デバイスを編集」で変更できます。管理デバイス一覧で、対象の測定器の を押すと開きます(スマートフォンでは編集)。

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図 5-12編集の操作

「デバイスを編集」のデバイス名を書き換えて、保存 を押します。

5-7登録を削除したいとき

管理デバイスから外すには、「デバイスを編集」(5-6)で このデバイスを削除 を押します。「削除すると元に戻せません。」と確認が出て、削除を実行 で削除されます。

削除しても、測定器本体には何も起きません。もう一度接続すれば、登録し直せます。

デバイスを編集ダイアログの削除確認(スマートフォン)デバイスを編集ダイアログの削除確認
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図 5-13「デバイスを編集」と削除の確認

5-8自動接続を使う

自動接続は、登録した測定器(管理デバイス)ごとにオン/オフできます。オンにした測定器が接続ハブ画面を開いている間に見つかると、アプリが自動で接続します。

自動接続がオンの測定器は、スマートフォンでは名前の横に が付きます。タブレットと PC では「自動接続」のスイッチで表示されます。

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図 5-14自動接続のオン/オフ

切り替えかたは 3 つあります。

  • 管理デバイス一覧から:タブレットと PC では「自動接続」のスイッチを押します。スマートフォンでは自動接続 を押します(オンの間は ✓ が付きます)
  • 「デバイスを登録」:登録するときに、ダイアログのスイッチで決められます(5-5
  • 「デバイスを編集」:登録後に、ダイアログのスイッチで切り替えられます(5-6
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図 5-15管理デバイス一覧からの切り替え
  • 未登録デバイスは自動接続の対象になりません
  • 手動で切断した測定器は、接続ハブ画面を開き直すか、アプリを再起動するまで自動では再接続しません
  • 接続に失敗した測定器は自動では再試行しません。再試行 ボタンを押します

5-9複数台を接続するときの注意

同時に接続できるのは 8 台までです(環境による制限)。

接続 ボタンは、測定器ごとに押します(5-2)。アプリはまとめて同時には接続せず、1 台ずつ順に接続するため、すべてが接続されるまでに台数分の時間がかかります。

登録済みの測定器は、自動接続をオンにしておくと、接続ハブ画面を開いている間はアプリの操作なしで接続されます(5-8)。

Android

一部の端末では、同時に接続できるのが 4 台までになります(1-4)。この端末では「接続デバイス」の見出しに、接続中の台数と上限が「(2/4)」のように出ます。

「(4/4)」になると 接続 ボタンは押せなくなり、自動接続も行われません。4 台までで使うか、別の端末を使います。

上限に達した接続ハブ画面(スマートフォン)上限に達した接続ハブ画面
画像は準備中です
図 5-16上限に達した接続デバイス一覧(Android)

5-10カラーラベルを付ける

本体カバーの色に合わせて、アプリ上の測定器に色のブックマークを付けられます。色は 8 色(黒/白/赤/紺/黄色/緑/青/紫)と「未選択」から選べます。

接続デバイス一覧と管理デバイス一覧で、測定器の を押すと「色を選択」が開きます。押した色がその場で設定されます。

色を選択ダイアログ(スマートフォン)色を選択ダイアログ
画像は準備中です
図 5-17「色を選択」

5-11本体を LED で識別する

接続デバイス一覧で、測定器の を押すと、その測定器の本体 LED が点灯します。もう一度押すと消えます。測定器の識別や、動作の確認に使えます。

消灯点灯
消灯点灯
画像は準備中です
図 5-18LED 識別のアイコンと本体の LED

5-12オフラインで使いたいとき

測定器に接続すると、工場で調整した基準データ(工場校正データ)をインターネット経由で自動で取得します。取得にかかる時間は数秒で、通信の状況によって変わります。測定の精度の保証は、工場校正データを取得済みの場合にのみ有効です。

登録済みの測定器(管理デバイス)は、取得した工場校正データがアプリに記憶され、次回からインターネット接続なしで使えます。未登録デバイスは記憶されないため、接続のたびに取得が必要です。

インターネットの無い場所で使う予定があるときは、先にインターネットにつながる場所でその測定器に一度接続し、登録しておきます。

5-13工場校正データの警告が出たとき

一覧に が出ている測定器は、工場校正データを取得できていません。取得できていない状態でも接続と測定値の表示はできますが、測定の精度は保証されません。

工場校正データの警告
工場校正データの警告
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図 5-19管理デバイス一覧に出た工場校正データの警告

を押すと、状況を伝えるダイアログが開きます。

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図 5-20「工場校正データが未取得です」
開いたダイアログ対処
工場校正データが未取得ですインターネットにつながる場所で 取得 を押します
校正データの取得に失敗しましたインターネット接続を確認して 再試行 を押します
校正データが見つかりませんこの表示が出た場合は、お手数ですがサポートまでお問い合わせください

5-14「接続処理中です」と表示されたとき

接続や切断の処理が終わるまで、別の画面には切り替えられません。切り替えようとすると「接続処理中です」のダイアログが出ます。OK を押してダイアログを閉じます。処理はそのまま続くので、終わってから切り替えます。

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図 5-21「接続処理中です」

5-15接続に失敗したとき

接続に失敗すると、その測定器は接続デバイス一覧で赤いドットが付きます。名前の下には失敗の理由が出ます。接続済み(緑)・接続中(橙)・失敗(赤)はドットの色で見分けられます(図 5-22)。一度も接続できていない測定器は「unknown」と表示されます。

接続済み接続中失敗
接続済み接続中失敗
画像は準備中です
図 5-22接続デバイス一覧の 3 つの状態

失敗しても自動では再試行しません。接続デバイス一覧の操作から進めます。失敗した測定器では次の操作ができます(スマートフォンではから選びます。図 5-23)。

  • 再試行:もう一度接続します。3 回まで押せます。1 回の接続でアプリは 3 回まで試すので、押すたびにその 3 回を繰り返します
  • 対処方法:確認することを示すダイアログが開きます(タブレットと PC では
  • 閉じる:その測定器を接続デバイス一覧から外します。登録済みの測定器は管理デバイス一覧に戻り、未登録の測定器は一覧から消えます。接続し直す操作ではありません

スマートフォンのメニューに並ぶ 編集 は「デバイスを編集」を開くもの(5-6)で、失敗の対処には使いません。

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図 5-23失敗した測定器の操作

どの表示でも、次の順に確かめます。

  1. 端末の Bluetooth と権限を確かめます。Bluetooth がオンで、アプリに権限を許可している必要があります(2-32-4)。

  2. 本体を接続待ちにします。電源を入れて LED が消えたら、もう一度短く押します。接続待ちの間は LED が点灯します(60 秒。3-1)。

  3. 距離と障害物を確認します。測定器を端末に近づけ、間に金属などがない状態にします。

  4. 再試行 ボタンを押します。本体の LED が点灯している間に押します。ペアリングの確認が出たら応じます。

  5. 電池を交換してみます。本体の LED では電池残量が分かりません。ここまでで直らないときは、新しい電池に交換して試します(3-4)。

  6. 接続している台数を確かめます。同時に接続できるのは 8 台までです(一部の Android 端末は 4 台。1-45-9)。使わない測定器は切断します。

Bluetooth や Wi-Fi の機器が多い場所では、接続しにくくなることがあります。場所を変えるか、測定器と端末をさらに近づけて試します。

ここまでで直らないときは、端末に残っている接続の記録が原因のことがあります。5-16 ペア解除して接続し直すを行います(Android では不要です)。それでも接続できないときは、09 お問い合わせをご確認ください。

5-16ペア解除して接続し直す

Android

Android は接続のたびにペアリングし直すため、この操作は要りません。5-15 を試しても接続できないときは、09 お問い合わせ をご確認ください。

iOS / iPadOS / macOS / Windows

端末は一度接続した測定器の記録を残します。この記録と測定器側の記録が食い違うと、何度試しても接続できません。記録を消してから、初めて接続するときと同じ手順でつなぎ直します。

次のときに行います。

  • 「エラーが発生しました」が繰り返し出る(5-15
  • 測定器を工場リセットした(3-3
  1. 端末の設定で、その測定器のペアを解除します。手順は環境で異なります。

    • iOS / iPadOS「設定」→「Bluetooth」→ 対象の測定器の ⓘ →「このデバイスの登録を解除」
    • macOS「システム設定」→「Bluetooth」→ 対象の測定器の ⓘ →「このデバイスを削除」
    • Windows「設定」→「Bluetooth とデバイス」→「デバイス」→ 対象の測定器の「…」→「デバイスの削除」

    OS のバージョンによって、設定画面の名称や場所が異なることがあります。

  2. 本体を接続待ちにします。電源を入れて LED が消えたら、もう一度短く押します(3-1)。

  3. アプリで 接続 ボタンを押します。ペアリングの確認が出たら応じます(5-2)。

これでも接続できないときは、測定器側の記録も消します。本体の電源ボタンを 10 秒以上押し続け、LED が速い点滅に変わってから離します(工場リセット。3-3)。そのあと、上の手順をもう一度 1 から行います。

06校正する

校正は「校正」画面で行うことができます。測定を始める前に必ず、ユーザー校正を行ってください。校正は 1 分強かかります。

注意

校正をしていない状態では、測定の精度は保証されません。

6-1校正に関する注意事項

項目内容
校正のタイミング
  • 測定を始める前
  • 前の校正から 50 分経過したとき(「ユーザー校正を推奨」の表示が出ます。4-4
精度保証時間
  • 測定精度の保証は、校正から 1 時間以内です
  • 校正から 1 時間で本体の電源が自動的に切れます。続けて使うときは電源を入れ直し、もう一度校正します
設置面
  • 平らで安定した面に置きます。水平である必要はありませんが、傾きは測定器の測定範囲内にします
  • 測定中に傾きが変わると、正しく校正できません
使用環境
  • 温度など、お使いの測定器の取扱説明書に記載された使用条件を守ってください
工場校正データ
  • 工場校正データを取得していない状態では、校正をしても精度は保証されません(5-12

6-2校正対象を選ぶ

「校正」画面を開くと「校正するデバイスを選択」が出ます(図 6-1)。校正する測定器のスイッチをオンにすると校正対象に選べます。複数台のスイッチをオンにすることで、まとめて校正ができます。接続していない測定器は選べません。スイッチをオンにしたら 校正開始 を押します。

校正ダッシュボードのデバイス選択(スマートフォン)校正ダッシュボードのデバイス選択
画像は準備中です
図 6-1「校正するデバイスを選択」

6-3校正を行う

校正開始 を押すと、校正の画面に切り替わります(図 6-2)。画面の上に手順、下に校正する測定器の一覧が出ます。

校正開始を押したあとの画面(スマートフォン)校正開始を押したあとの画面
画像は準備中です
図 6-2校正の画面

基準の向き(最初に置いた向き)で 1 回、そこから 180° 回した向きで 1 回、続けて測ります。ガイド表示の A の向きが、本体の向きに対応します。

  1. 基準の向きで測ります。本体を平らな場所に置きます。準備ができると 開始 が押せるようになるので、押します。測定は約 30 秒です。その間、本体を動かさないでください(図 6-3)。

    測定器 ガイド表示 A 1 A 基準の向きで測る
    図 6-3基準の向きで測る
  2. 180° 回した向きで測ります。本体を同じ場所のまま水平に 180° 回します。準備ができたら 開始 を押します。測定は同じく約 30 秒です(図 6-4)。

    測定器 ガイド表示 A 2 180°回した向きで測る
    図 6-4180° 回した向きで測る
  3. 校正結果の適用が完了すると、「校正が完了しました」のダイアログが出ます。続けて校正 で別の測定器を校正し、測定へ進む で測定の画面へ移ります。

途中でやめて別の測定器を選び直したいときは、デバイス選択に戻る を押します。「デバイス選択に戻りますか?」と確認が出るので、戻る を押します。ここまでに測った内容は失われ、校正はやり直しになります。続ける場合は キャンセル を押します。

6-4校正で問題が生じた場合

校正が進まないときは、画面に出ている表示を確認します。

表示対処
校正をやり直しますか?本体を置き直し、校正をやり直す を押します
校正を継続できません接続画面へ から接続し直し、校正をやり直します
通信が切断されました。接続中の測定器のみで続行するか、接続し直して最初からやり直すかを選択します
測定中に通信が切断されました。
校正を中断しますか?校正を続けるなら 校正を続ける、画面を移るなら 中断して移動 を押します。移動するとここまでに測った内容は失われます
校正処理中です処理中は画面を切り替えられません。OK を押し、完了を待ちます
デバイス設定の確認に失敗しました。接続を確認し、再度校正します。繰り返す場合は測定器を切断し、電源を入れ直してから実行します
校正準備に失敗しました。
データ量が不足しています。
校正の計算に失敗しました。
校正を完了できませんでした。

解決しない場合は 09 お問い合わせ をご確認ください。

07測定する

「測定」画面では、現在接続している測定器の測定値をリアルタイムに確認できます。

機能参照
表示方法の切り替え(カード表示/リスト表示)7-1 測定画面の見方
表示単位と桁数の設定7-3 表示単位と桁数
目標値と許容値の設定7-4 目標値と許容値
オルタネートゼロ(ALT0)での測定7-5 オルタネートゼロ(ALT0)
注意

測定範囲と精度は測定器ごとに決まっています(7-2)。測定精度の保証は、ユーザー校正を行ってから 1 時間以内です(06 校正する)。

7-1測定画面の見方

表示方法は 2 通りあります。画面右上のボタンで切り替えます(図 7-1)。

画像は準備中です
図 7-1表示方法の切り替え
表示方法ボタン内容
カード表示グラフに測定値をリアルタイムに描画します。数値も併せて表示します(図 7-2)
リスト表示測定値のみをリアルタイムに表示する簡略表示です(図 7-4)
補足

測定値は約 0.5 秒間隔で更新されます。

測定画面を開いたときの表示方法は、設定の「表示形式」で変更できます(08 アプリの設定)。

7-1-1カード表示

カードは画面の広さに合わせて自動で並びます。各部の名称は図 7-2 のとおりです。

123456 78910
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  1. 1カラーラベル — 測定器を色で見分けます(5-10
  2. 2デバイス名 — 登録したときに付けた名前(5-5
  3. 3警告 — 図はユーザー校正を推奨。ほかに接続が途切れている、電池残量低下(4-4
  4. 4表示単位 — いまの表示単位(7-3
  5. 5LED 識別 — 押すと本体の LED が点灯します(5-11
  6. 6メニュー — 精度の表示と、目標値・表示単位の設定(図 7-3)
  7. 7グラフ — 目盛りの中央が 0。印の位置が測定値を表します。2 軸モードは縦横の目盛り、1 軸モードは横 1 本の目盛りです
  8. 8測定値 — 軸ごとの測定値
  9. 9誤差 — 目標値との差。許容値を超えると赤くなり、三角がずれの向きを示します(7-4
  10. 10目標値 — 設定した目標値(7-4
図 7-2カード表示と各部の名称

カードのメニューには次の項目が並びます(図 7-3)。

カードのメニューを開いた測定ダッシュボード(スマートフォン)カードのメニューを開いた測定ダッシュボード
画像は準備中です
図 7-3カードのメニュー
項目内容
精度現在の測定値に対応する精度です(7-2
目標値設定軸ごとに目標値と許容値を決めます。オルタネートゼロ(ALT0)への切り替えもここで行います(7-47-5
表示単位設定表示する単位と小数の桁数を決めます(7-3
接続ハブを開く接続ハブに移ります。接続が切れているときだけ出ます(7-6

7-1-2リスト表示

接続中の測定器が縦に並びます。デスクトップ表示では表、モバイル表示では 1 台ずつのタイルになり、出る項目が変わります(図 7-4)。

測定ダッシュボードのリスト表示(スマートフォン)測定ダッシュボードのリスト表示
画像は準備中です
図 7-4リスト表示

各部の名称は図 7-5 のとおりです。

デスクトップ表示 モバイル表示 1234567891011 121071211 345
画像は準備中です
  1. 1カラーラベル — 測定器を色で見分けます(5-10
  2. 2デバイス名 — 登録したときに付けた名前(5-5
  3. 3許容判定 — 目標値を設定しているときだけ出ます。許容値に収まっていれば緑、外れていれば赤(7-4
  4. 4X軸/Y軸 — 測定値(1 軸モードでは X軸のみ)
  5. 5X誤差/Y誤差 — 目標値との差(7-4
  6. 6モード — 通常/ALT0。デスクトップ表示のみ(7-5
  7. 7単位 — 表示単位(7-3
  8. 8 — いま 2 軸モードと 1 軸モードのどちらで測っているか。デスクトップ表示のみ(7-2
  9. 9精度 — 現在の測定値に対応する精度。デスクトップ表示のみ(7-2
  10. 10ステータス — 要校正や電池残量低下などの警告と、接続の状態(4-4
  11. 11操作 — 目標値設定・表示単位設定・接続ハブを開く。モバイル表示ではメニューの中に入ります
  12. 12LED 識別 — 押すと本体の LED が点灯します。モバイル表示のみ(5-11
図 7-5リスト表示と各部の名称

デスクトップ表示でウィンドウの幅が足りないときは、右側の列が画面に収まりません。表を横にスクロールすると出てきます。

7-2測定範囲と精度

測定器本体の測定範囲と精度は、お使いの測定器の取扱説明書を確認してください。アプリはこの測定範囲を基準に測定値を表示します。

測定範囲と対応する精度は、測定器本体の仕様に応じて変化します。例えば、測定範囲と精度の組み合わせが複数ある測定器では、測定値に応じて切り替わります。現在の精度は、カード表示ではメニュー、リスト表示では「精度」の項目で確認できます(図 7-6)。

カード表示 リスト表示
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図 7-6精度が出る場所

測定値が測定範囲を超えた場合は、OVER RANGE と表示されます(図 7-7)。

測定範囲を超えた測定器の表示(スマートフォン)測定範囲を超えた測定器の表示
画像は準備中です
図 7-7OVER RANGE の表示
注意

OVER RANGE は、測定値が測定範囲の上限を 5% 上回ると表示されます。OVER RANGE が表示されていない場合でも、測定範囲を超えた測定値は精度の保証範囲外です。

7-3表示単位と桁数

表示単位と桁数は、測定器ごとに設定します。表示単位設定 で「表示単位」を開き、選んだあと 保存 を押します(図 7-8)。

123
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  1. 1単位 — 度(°)/%(パーセント勾配)/mm/m。% と mm/m は測定した角度から換算した値です
  2. 2桁数 — 小数の桁数。測定器の分解能を上限に 0 桁から選べます(mm/m は換算のぶん 1 桁多く選べます)
  3. 3プレビュー — 選んだ設定での見え方
図 7-8「表示単位」と各部の名称

測定器ごとに設定していないときの単位は、08 アプリの設定の「表示単位」で決まります。

7-4目標値と許容値

目標値と許容値は、測定器ごとに設定します。目標値設定 で「目標値の設定」を開き、入力したあと 保存 を押します(図 7-9)。

123
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  1. 1測定モード — 通常と ALT0 を切り替えます(7-5
  2. 2目標値 — 目標とする傾きを度(°)で入力します。X軸と Y軸で別々に設定します
  3. 3許容値(±) — 目標値からの許容幅を度(°)で入力します
図 7-9「目標値の設定」と各部の名称

誤差がある場合は、 でずれの向きが表示されます。

目標値と許容値は、測定器の分解能の刻みで調整できます。

7-5オルタネートゼロ(ALT0)

オルタネートゼロ(ALT0)では、測定範囲内の任意の傾きを基準にして測定を行うことができます。「目標値の設定」の測定モードを ALT0 に切り替えると使用できます。基準は、現在値を設定 で取り込むか、目標値に直接入力します(図 7-10)。

12
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  1. 1現在値を設定 — 押すと、そのときの測定値が目標値に入ります
  2. 2現在の測定値 — X軸と Y軸の測定値
図 7-10「目標値の設定」(測定モード:ALT0)

ALT0 で測定している間は、カード表示とリスト表示に ALT0 と表示されます。

7-6測定画面に出る表示と対処

「測定」画面に次の表示が出た場合は、それぞれの対処を行います。

表示対処
値が薄くなり、更新が止まる接続が切れています。接続ハブを開く で接続ハブに移り、接続し直します(05 接続する
ユーザー校正をしていないか、前の校正から 50 分経過しています。校正し直します(06 校正する
電池残量が減っています。電池を交換します(3-4
接続デバイスがありません接続している測定器がありません。接続ハブを開く から接続します(5-2

解決しない場合は 09 お問い合わせ をご確認ください。

08アプリの設定

アプリ全体の設定は「設定」画面で行います。項目を押すと選択肢が表示されます(図 8-1)。

設定画面(スマートフォン)設定画面
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図 8-1設定
項目選択肢内容
テーマライト/ダーク/ハイコントラストアプリ全体の配色
表示形式カード表示/リスト表示測定画面の表示方法の既定値(7-1
表示単位度(°)/%/mm/m測定器の表示単位の既定値(7-3
アプリについてバージョン/ライセンス情報/プライバシーポリシーお問い合わせの際に必要です(09 お問い合わせ

設定した値はアプリ全体に適用されます。測定器ごとに設定がある場合は、そちらが優先されます。設定した内容は、アプリを終了しても保持されます。

09お問い合わせ

このページの手順で解決しないときは、お問い合わせください。次をお知らせいただくと、状況を確認しやすくなります。

  • お使いの環境(OS とそのバージョン)
  • アプリのバージョン(設定 →「アプリについて」)
  • 困っている症状と、そのときの操作

接続のトラブルでは、あわせて次もお知らせください。

  • 接続デバイス一覧に出ていた表示(接続タイムアウト/エラーが発生しました/接続が切れました)
  • 本体の LED の状態(点灯・消灯・点滅)

校正が途中で止まったときは、画面に出たメッセージをお知らせください(6-4)。

症状から探すときはトラブルシューティングへ。安全上の注意・保管・清掃・仕様は、製品に同梱の取扱説明書と本体仕様書に記載しています。解決しないときはお問い合わせ(外部リンク)へ。